小学校の時、私には大親友がいました。その子は一人っ子でお金持ちでした。いつもブランド物の可愛い洋服を着ていて、自分の部屋もあって、そこには憧れのベッドとオーディオコンポがありました。勉強机も私が持っているようないわゆる学習机ではなくて、おしゃれなオフィスデスクのようなシンプルなもので、とにかく羨ましい気持ちばかりでした。
家族旅行も年に何度も行っているようなお家で、庶民派の我が家とは程遠い関係です。でも気が合って、いつも一緒にいました。
そんな友達にあこがれて、ずっと一緒に仲良くしていたのだけれど、母親にも「金魚の糞みたいだ」と言われ、学校の先生にも「自分の意志ではなく、すぐに流されています」なんて言われていたことを思い出します。でもその通りだったんですけどね。
こんなに生活スタイルが違うのに、中学も私立へ行くことなく公立へあがってくれた友達と、私は後追いかけるように同じ部活に入りました。友達は私よりも勉強が良くできました。いつも私よりもずっと高い点数を取っていたので同じ高校へ行けるはずはないと・・今度こそ金魚の糞にはなれないなと諦めていたのですが・・。
そして、高校受験!私が頑張りました。なんとそのこと同じ高校へ進学しました。
本当に好きだったんでしょうね。小中高と金魚の糞のように仲良くしていた友達とも、出会ってから30年経ちました。
年に一度くらいしか会えない距離でも今でもやっぱり私にとっては親友なんです。金魚の糞のようについてまわっています。